工法紹介

CONSTRUCTIONS

アルミ製墜落防止手すりの延命・補修提案

マンション等の住宅でベランダや共用廊下へ設置されているアルミ製の墜落防止手すりは市場に流通され始め、約半世紀以上が経過しています。アルミ材料はメンテナンスフリーとの感覚から劣化が見過ごされ易いですが、実際には多くの住宅で支柱根元の躯体クラックや支柱本体の劣化など、様々な問題が発生しています。手すりは日常生活を安全に過ごすために重要な製品であり、適切な維持管理が行われないと住環境の安全性や快適性が損なわれ、建物の価値までも失う事となります。近年では各マンションに管理組合が発足され、長期修繕計画の見直しや予算管理が行われていますが、築30年以上を超えた建物では修繕費が様々な箇所で必要となり、修繕積立金を圧迫することも少なくありません。

マンションでは12~15年程度に1度、大規模修繕工事が行われますが大規模修繕計画の際に専門家による建物診断調査の中でアルミ製の墜落防止手すりの劣化がひどく、『交換が必要』との診断を受けることも珍しくありません。弊社ではそうなる前に『今あるものをいかに長く使用するか』に重点を置き、アルミ手すり延命・補修提案を行います。アルミ手すりは一生ものではない為、いずれは交換が必要となりますが『今すぐには予算が無い』、『次回の大規模修繕工事まで何とか使用できないか』、などのご相談も多く寄せられます。症状が出る前に早めの処置、対策することをお勧めいたします。

お使いの手すりでお困りのことがございましたら当社までご相談ください。

施工技術紹介

  • バルコニー手すり診断 SNS工法

    雨水の侵入により経年劣化したバルコニー手すりを診断し、どこよりも確実に、どこよりも早く、どこよりも高い技術で、充填補修の提案、施工を行います。

    SNS工法
  • バルコニー手すり支柱交換 部分支柱交換工法

    サビやクラックなど、傷んだバルコニー手すりの支柱を部分的に交換し強度を確保する工法です。支柱内部の芯材を防腐処理し、再利用するため既存手すりと同等の強度が得られます。
    ※芯材に致命的な損傷がある場合は、「オール支柱交換工法」で対応を行います。

    部分支柱交換工法
  • バルコニー手すり支柱交換 オール支柱交換工法

    サビやクラックなど、傷んだバルコニー手すりの支柱まるごと交換し強度を確保する工法です。既存の支柱を芯材ごとすべて取り除き、既存と同じ位置に専用のベース金具と新しい支柱を設置します。

    オール支柱交換工法